「忍城」攻略

日本100名城の1つ、118番目の忍城についてまとめます。 内容と妄想の一部を紹介します。といっても遺構が少ないこともあって、ほぼ内容を紹介する形をとります。 個人的な考察のため、悪しからず。 なお、この城の歴史に関しては他のサイトでも紹介されているため、ここでは触れます。

場所

埼玉県行田市行田市駅」から徒歩15分くらいの位置に忍城跡と行田市郷土博物館があります。大通り沿いにあることもあって、分かりやすい位置にあります。詳しくは行田市教育委員会 / 行田市郷土博物館にて。

参考ですが、 私は忍城攻略後に鉢形城へ行きました。同じ秩父鉄道の駅ということもあって、1日で両城を攻略することができます。

「浮き城」と呼ばれる所以

現在では天守や門などがなく、元あった本丸の位置には三の丸にあるはずの三重櫓があります。きれいにそびえ立っています。

さてそんな忍城豊臣秀吉に命じられた石田三成が水攻めに耐えた城です。だからこそ浮くような城、通称「浮き城」と呼ばれています。石田堤と呼ばれる土塁を作り、南西に流れる荒川から水を引いたらしいです。できればその土塁も見れると、その壮大さがわかるのでしょうが…見れず。

もともとは湿地帯に作られた忍城。その名残は水城(みずしろ)公園に残っています。私が訪れたときは子供たちが集まるイベントが開催されていました。地域交流の場となる公園になっているようです。

所感

見たいものがなかなか残っておらず、私個人の感想としては城を見るとなるとちょっと物足りない…と思っていたのですが、南に数キロ行くと石田堤の跡や古墳が多くあることを後になって知り、後悔したところです。

行田市郷土博物館では、埼玉の歴史を知ることができ、忍城周辺の地域は旧石器時代まで歴史を遡ることを初めて知りました。特に城の周囲には古墳が多く残っており、その古墳に陣を置き成田氏に挑んだ石田三成の姿を思うと、歴史の流れを面白く感じられます。

因みに下の写真は市役所近くの遊歩道から撮りました。ちょっと遠いですね…

ぜひ皆さんも忍城に行ってみてください!