【C#】Visual Studio 2019でExcel操作をかく準備

Excelのシートを操作するアプリを作りたいときに参考にしてほしいです。今回は「Microsoft.Office.Interop.Excel」を使わずに、「NPOI」を使用する方法を紹介します。しかし、ライブラリの使用方法は触れず、使える前の準備のみの紹介とします。ライブラリの使用方法 は以下のサイトを参照してください。

準備

NuGetパッケージの管理画面の表示

Visual Studioで「NPOI」のインストールは、NuGetパッケージの管理画面からできます。そのために管理画面の表示を行います。プロジェクトを右クリックして、メニューから「NuGetパッケージの管理」を選択します。

「NPOI」のインストール

次にインストールです。検索で「NPOI」と入力すると、検索結果の上部に「NPOI」が表示されます。これを選択し、右画面に表示される「インストール」ボタンを押します。

インストールを開始直後に、下のような画面が出ます。「ソリューションに変更を加えますよー」と呼びかけられているので、「OK」を押します。

参照に追加されたことを確認

最後に参照に追加され、実際に使えることを確認します。「ソリューション エクスプローラー」のプロジェクトにある参照を表示します。すると以下のような画面が表示されます。これで準備はOK。

あとはコードを書いて使ってみてください。

using System;
using System.IO;
using NPOI.HSSF.UserModel;
using NPOI.SS.UserModel;
using NPOI.XSSF.UserModel;

namespace InputOutputFile
{
    public class ExcelManager
    {
        /// <summary>
        /// ブックの新規作成
        /// </summary>
        /// <param name="fileName">作成するファイル名</param>
        /// <returns>true:作成成功、false:作成失敗</returns>
        public static bool CreatBook(string fileName)
        {
            try
            {
                IWorkbook book;
                var extension = Path.GetExtension(fileName);

                if (extension == ".xls")
                {//  Microsoft Excel(xls形式)
                    book = new HSSFWorkbook();
                }
                else if (extension == ".xlsx")
                {// Office Open XML Workbook形式(xlsx形式)
                    book = new XSSFWorkbook();
                }
                else
                {// それ以外はダメ
                    return false;
                }

                //シートも作成する
                book.CreateSheet("Sheet1");

                //ブックを保存
                using (var fs = new FileStream(fileName, FileMode.Create))
                {
                    book.Write(fs);
                }

                return true;
            }
            catch(Exception e)
            {
                Console.WriteLine(e.Message);
                return false;
            }
        }
    }
}

参考HP: