「沼田城」攻略
こんにちは、びぶんです。
今回は先日行ってきた真田家ゆかりの地の1つ、沼田城についてです。 先日書いた名胡桃城のあとに向かいました。名胡桃城については以下をご覧ください。
沼田城は西にある利根川からみると小高い山の上にあり、その周辺は平坦な地形をしています。
自転車で行ったルートは以下の通りです。 利根川沿いはほぼ平坦で、とても走りやすかったです。 徒歩でもあまり苦はなく沼田駅までは行けると思います。
沼田駅から沼田城までの登りがとてもきついです(笑) 自転車をこいでは難しかったので、途中から押して登ることになりました。 いい運動になりました…
登ったところに平坦な道と東に向かって町が広がり、北側に沼田城があります。 地形の特徴は、北側には崖、西は利根川と急な坂があり、攻める方向は限られるでしょう。
現在は、堀が発掘されたものを含めほんの一部しか残っていませんが、昔は本丸、二の丸、三の丸は堀で囲っていたようです。
当時の地図を見ると、複数の門、本丸までに幾度か曲がる道、見つめるいくつかの櫓、周囲を囲む石垣など防御の仕組みは様々です。
特に道と堀の作りは素晴らしいものです。
ギザギザに掘られた堀は死角なく、弓や銃を敵に向けて撃つことができます。 櫓との組み合わせでさらに効率よく敵を狙えることもポイントです。
例えば三の門のあたりはそれを考えて作られたものだと思います。 これは今も残っていれば、より想像は膨らむことでしょう。
また道が幾度と曲がっていることで、まっすぐ走らせないことやまどわせることで、敵の侵攻速度を遅らせることができます。 城下町は十字で区画に切られて整備されていますが、肝心の本丸は攻めにくい構造をしているわけですね。
さて、このまま地図のみ語っていては、よくないので今の姿についても書きます。
石垣も一部ですが、きれいに残っています。一つの区画を囲っていたのと、防御のために作られたものでしょうね。
当時の本丸御殿の跡には、多くの草花が植えられ彩られており、真田信之と稲姫の石像が立っています。 公園としてきれいに整備されていますね。 個人的にはゲーム「戦国無双シリーズ」が好きなので、何体かのキャラクターのボードがあったことにもテンションが上がっていました(笑)
また、北側にある捨曲輪からの景色は壮大で沼田城が標高の高い位置にいることが分かります。 ゴールデンウィークに行きましたが、遠くの山にはまだ雪が残っていますね。
ぜひ、沼田城に行ってみてください。
いやー名胡桃城も含めてよい旅でしたー
では、また。